こんにちは。
賃貸繁忙期に入り、毎日バタバタと過ごしております。
昨年はコロナ自粛の影響が大きく、繁忙期らしい繁忙期はありませんでしたが、
今年は前年よりもお引越しをされている方が多いように感じます。
遠方のお客様には動画通話でのオンライン内覧も可能ですのでお気軽にお申し付けください。
本日は、半導体不足についてのお話しをしたいと思います。
不動産屋さんがなんで半導体のお話し?と思われるかもしれませんが、
半導体は様々な電子機器に搭載されていて生活には欠かせない存在なのです。
現代社会で需要が上がり続ける中、2020年頃から米中摩擦や新型コロナウイルス感染拡大の影響で生産が低下した状況が続いてしまい、世界的な半導体不足に陥っています。
そこで、お部屋の設備が故障した際に欠品や修理部品の不足により修理・交換がすぐにできないという状態が発生しているのです。
大家さんにとってもご入居者様にとっても非常に苦しい状況ですね。物が無いのでどうしようもできないんです。弊社のような賃貸管理会社は板挟みとなる訳でして・・・。
日本賃貸住宅管理協会のガイドラインによりますと、室内設備が使えなくなった時には下記の賃料減額が妥当だとされております。
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【A群】
・電気が使えない 40%減額 免責2日
・ガスが使えない 10%減額 免責3日
・水が使えない 30%減額 免責2日
【B群】
・トイレが使えない 20%減額 免責1日
・風呂が使えない 10%減額 免責3日
・エアコンが作動しない 5,000円/月 免責3日
・テレビ等通信設備が使えない 10%減額 免責3日
・雨漏りによる利用制限 5%~50% 免責7日
■ ガイドライン使用上の注意事項
・入居者の善管注意義務違反に基づく不具合は除く。
・台風や震災等の天災で、貸主・借主の双方に責任が無い場合も賃料の減額が認められる。
ただし、電気・ガス・水道等の停止が貸室設備の不具合を原因とするものでなく、
供給元の帰責事由に基づく場合は、この限りでない。
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この冬の時期にお湯が使えないのは本当に辛いですよね。
実際に他の管理会社様のお部屋で設備故障トラブルが発生してしまった方は上記のガイドラインを参考に賃貸管理会社様・大家さんに相談してみてはいかがでしょうか。
弊社の管理物件も、このタイミングで故障が出ないことを願います・・・。
可能な限り最善を尽くして対応させていだきますが、今後設備(特に給湯器)の納品遅延により、すぐに設備交換や修理ができずにご入居様にご迷惑をおかけする事態が発生する可能性がございますので、ご理解いただければと思います。
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